安定の裏に潜む“停滞”への恐れ。
元社長だった自分が、一社員として安定を手にしても、なぜか心は満たされなかった。
かつては経営の最前線に立ち、日々挑戦の連続だった。そこから一転、会社員としての安定を手に入れたが、その安心感の奥に「このままでいいのか」という声が響き続けていた。
その違和感が、再び自分を動かすきっかけとなった。

こんな人に読んでほしい
- 安定しているはずなのに、どこか物足りなさを感じる人
- 挑戦から離れたことで自分を見失いかけている人
- 再び前に進む理由を探している人
この記事で伝えたいこと
- 安定と停滞は紙一重だという視点
- 違和感こそが次の一歩のヒントになること
- 元の立場や過去の栄光に縛られない生き方の大切さ
1. 安定との出会いで変わったこと
経営者時代は、先が見えない中で判断を繰り返す日々だった。その緊張感から離れ、毎月の給料が保証される環境に身を置いたとき、最初は安堵した。しかし同時に、刺激や達成感が薄れ、「このまま時間だけが過ぎていくのでは」という恐れが芽生えた。
2. 比べないことが教えてくれたもの
周囲の同僚と比べれば、穏やかで満足度の高い日々を送っているように見えた。だが、自分の中には「もっとできるはず」という声が消えなかった。他人の評価ではなく、自分の基準で充実を測ることの大切さを改めて思い知った。
3. それでも前に進む理由
安定の中で感じた不安は、挑戦への渇望だった。もう一度、自分の手で未来をつくる感覚を取り戻したい。そのためには、現状を守ることより、未知へ踏み出すことが必要だと腹を括った。
まとめ
- 安定と停滞は表裏一体
- 違和感は自分の本音を映すサイン
- 過去の肩書きより、今の自分を信じて動く
次回予告
vol.5-1『肩書きより、毎日の充実感を選んだ日』
次回は、元社長としての肩書きや地位よりも、自分が納得できる日々を選んだ理由について書きます。その決断がもたらした変化とは──。
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