シリーズ①:Re:START NOTE|”止まりながら進む日々”

シリーズ①:Re:START NOTE|”止まりながら進む日々”

vol.46『提案が通らない日——キーマン不在で起きた商談迷子』

「いいですね」は賛成ではない。決める人に届かなければ、提案は存在しない。 担当者の好感触に安心した私が、いちばん肝心な“決裁動線”を見落とした。 会議体・影響力・社内政治。誰が決め、誰が止めるのか——訊かずに進めた提案は、社...
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vol.45『顧客の声を誤解した日——ニーズ把握と提案のすれ違い』

「要望」を聞いたつもりが、「前提」を聞けていなかった。 言葉は合っていた。意味がズレていた。 「導入は急いでいない」という一言を、私は“見込み薄”と決めつけて引いた。実際は社内稟議の段取り待ちで、こちらが伴走すべきタイミング...
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vol.44『会議が増えたのに成果が出ない——議題設計と意思決定のやり直し』

時間は費やしたのに、前に進まない。 「会議すれば解決する」と信じていた。 しかし現実は、時間ばかり奪われ、現場は疲弊し、結論も曖昧なまま。経営者として最も痛感したのは、会議の数ではなく「議題の質」と「決定の実行力」だった。 ...
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vol.43『数字の“増やし方”を間違えた日——追うべき指標と捨てる勇気』

数字は増えた、でも売上は増えなかった。 「KPIは全部“達成”なのに、なぜ利益が出ないのか?」 私は数字を“増やす”ことに必死で、増やしてはいけない数字まで膨らませていた。架電数、訪問数、商談数——追いやすい指標ばかりがダッ...
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vol.42『営業戦略が空回りした日——机上の理想と現場のギャップ』

戦略は正しく、運用は迷子——その間にいたのは私だった。 「戦略はいい。でも現場では回らない」——その一言で固まった。 数字から逆算したKPI、洗練された資料、ロジックは完璧。なのに受注は伸びず、商談は空回り。聞こえていなかっ...
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vol.41『人が辞めた日——組織の穴と再スタートの現実』

仲間を失った痛みは、経営者の責任を突きつけた。 社員が辞めた瞬間、売上の穴よりも「信頼の穴」が大きかった。 経営者として営業数字を優先しすぎ、現場の声を軽視したツケが一気に返ってきた。その日を境に、組織は弱体化し、営業活動の...
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vol.40『値上げを伝えた日——顧客離れとブランド再構築の狭間で』

「値上げ」は逃げ道ではなく、覚悟の宣言だった。 値上げを伝えた瞬間、顧客の一部は離れた。 長年築いてきた関係も、「価格が合わない」という理由で途切れた。その喪失感は大きかったが、同時に「本当に自社を信じてくれる顧客」と「価格...
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vol.39『無料に埋もれた価値——タダ提供の落とし穴と有料化の筋道』

「善意の無料」が、信頼を削っていった。 無料で始めた施策が、気づけば“当たり前の義務”に変わっていた。 経営が厳しい時期、「まずは無料でやります」と差し出した手。最初は感謝された。だが、繰り返すうちに感謝は薄れ、当然視される...
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vol.38『価格で殴って失った信頼——値引きの副作用と立て直し』

短期の受注に勝って、長期の信頼を失った。 「値引き」は武器じゃなく、麻酔だった。 経営が苦しい時期、私は値段で勝負した。確かに商談は前に進む。だが、進んだのは“赤字に向かう列”だった。値引きのクセがつくと、営業は提案を磨かず...
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vol.37『社員の声を聞き逃した日——現場との断絶が生んだ代償』

現場の一言を無視した瞬間、営業は数字だけの“作業”になった。 「今の提案、刺さってません」——若手のつぶやきを、私は聞かなかった。 元社長として、私は会議室のKPIを信じすぎ、顧客の生の反応を持ち帰る現場の声を軽く扱っていた...
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