比べることで、自分を見失っていた。
「あの会社はもっと売上を伸ばしている」「あの経営者は順調そうだ」──比べるたびに焦りと空虚さが広がっていった。
数字や成果に追われ、人と比べることばかりを優先した結果、目の前のお客様の声や自分がやりたいことが見えなくなっていた。
そこで学んだのは、“比べない練習”が営業にも経営にも必要だということだった。

こんな人に読んでほしい
- 他社や同僚と比べて焦りを感じている経営者
- 営業成果が数字に追われて苦しくなっている人
- 「自分のやり方」を見つけたいと考えている人
この記事で伝えたいこと
- 比べないことで見える本当の課題
- 営業における「自分基準」の大切さ
- 小さな一歩を積み重ねる勇気
1. 比べ続けた結果、何を失ったのか
他社の提案資料や数字ばかりを意識して、自社の強みや顧客の声を無視していた。比べるほど「うちには足りない」と思い込み、営業現場で自信を失っていった。
2. 比べないと決めて見えたもの
一度「比べるのをやめる」と決めて、顧客との会話に集中した。すると「他社ではなく、あなたに任せたい」と言われた。その瞬間、営業に必要なのは比較ではなく信頼だと気づいた。
3. 経営者に必要な“自分基準”
経営も営業も、指標や成果は大切だが、比べすぎれば本質を見失う。経営者には「自分の基準」をつくり、それを仲間や顧客と共有して進む覚悟が必要だ。
まとめ
- 比べることで失うのは自分らしさ
- 営業に必要なのは数字以上に信頼
- 自分の基準を持つことが再出発の第一歩
次回予告
vol.26『弱さをさらけ出す覚悟』
次回は、隠し続けた弱さをさらけ出したときに起きた変化について書きます。経営者としてのプライドと人としての正直さ、その狭間で揺れ動いた日々──。
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