vol.7-1『小さく積み上げる技術——毎日を“止めない”ための仕組み』― 何度も転職した僕が“会社員向いてないかも”に気づいた話。

シリーズ②:AGAINST THE TIDE|”会社員向いてないかも”

進みの遅さではなく、止まらない仕組みが成果をつくる。

元社長だった自分は、成果を“ジャンプ”でしか測れなかった。

しかし毎日ブログは“歩み”の競技。大きく跳ぶより、小さく積む。失敗の原因は根性不足ではなく、仕組み不足だったと気づいた。

だから今日は、再挑戦を“続ける仕組み”から設計し直す。

小石を一つずつ積み上げ、連続投稿の山を形にしていくイメージ

こんな人に読んでほしい

  • 完璧主義で公開が遅れ、連続更新が続かない人
  • ネタ切れ・時間切れで“止まる日”が出てしまう人
  • ブログを営業資産に変えたい経営者・個人事業主

この記事で伝えたいこと

  • “大きくやる”より“止めない”を優先する視点
  • 毎日更新を支える最小単位の仕組み(行動の型)
  • 失敗を学習に変える週次レビューのやり方

1. 失敗との出会いで変わったこと(止まった日の分解)

元社長の悪い癖は「完成度が80%超えるまで出さない」だった。結果、①記事のスコープが広い/②ネタの在庫がない/③投稿時間がバラバラ/④CTA設置を後回しで、週のどこかで詰む。
これを解消するため、アウトプットの最小単位を定義した。
記事の粒度:一記事=事実→気づき→教訓→行動提案の4段落(各2〜4文)
制限時間:15分下書き/10分推敲/5分装飾の30分完結(翌朝に微修正)
公開条件:60点で公開、翌日に75点へ更新可(本文末に追記ラベル)
大ジャンプを捨て、小歩の連続を仕組みに落とした。

2. 比べないことが教えてくれたもの(他人のPVより自分のKPI)

バズやフォロワー数を追うのをやめ、止めないためのKPIに切り替えた。
入力:ネタ在庫14本/週、予約投稿3本のバッファ、執筆ブロック(朝10分・夜20分)
中間:カテゴリ別CTR、内部リンク遷移率、本文中CTAクリック率
出力:メルマガ登録CVR、相談フォーム送信、継続日数(ストリーク)
比べる相手は他人ではなく“昨日の自分”。この視点で迷いが減り、更新が軽くなった。

3. それでも前に進む理由(最小の仕組みで積み上げる)

再挑戦の要は「前日の自分を助ける今日の仕込み」。具体的には:
型テンプレ固定:タイトル/一文要約/4段落/まとめ/次回予告/CTAを固定
ネタ箱運用:スマホメモで事実一行→夜に4段落へ展開(1件15分)
時間の自動化:毎日同じ時刻に予約投稿(WordPress予約+カレンダー通知)
リンクの先回り:必ず前後編リンクとカテゴリ導線、メルマガCTAを設置
週次レビュー:伸びた記事の共通点を〈導入/小見出し/CTA位置/具体事例〉で言語化し翌週に反映
“小さな前進”を仕組み化すれば、結果は後から大きくなる。

まとめ

  • 完璧より継続。出す→直すの回転数が価値を生む
  • KPIは“止めないため”に置く(ネタ在庫/予約バッファ/ストリーク)
  • 型・ネタ箱・時間・リンク・レビューの5点で仕組み化する

次回予告

vol.8-1『前日の自分が助けてくれる——迷わず書ける“仕込み術”』

明日は、ポジティブに前へ進むための具体策。5分でネタを量産するメモ法、翌朝が楽になる下ごしらえ、自然にCVへつながる内部リンク設計を、すぐ真似できる形でまとめます。

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