進みの遅さではなく、止まらない仕組みが成果をつくる。
元社長だった自分は、成果を“ジャンプ”でしか測れなかった。
しかし毎日ブログは“歩み”の競技。大きく跳ぶより、小さく積む。失敗の原因は根性不足ではなく、仕組み不足だったと気づいた。
だから今日は、再挑戦を“続ける仕組み”から設計し直す。

こんな人に読んでほしい
- 完璧主義で公開が遅れ、連続更新が続かない人
- ネタ切れ・時間切れで“止まる日”が出てしまう人
- ブログを営業資産に変えたい経営者・個人事業主
この記事で伝えたいこと
- “大きくやる”より“止めない”を優先する視点
- 毎日更新を支える最小単位の仕組み(行動の型)
- 失敗を学習に変える週次レビューのやり方
1. 失敗との出会いで変わったこと(止まった日の分解)
元社長の悪い癖は「完成度が80%超えるまで出さない」だった。結果、①記事のスコープが広い/②ネタの在庫がない/③投稿時間がバラバラ/④CTA設置を後回しで、週のどこかで詰む。
これを解消するため、アウトプットの最小単位を定義した。
・記事の粒度:一記事=事実→気づき→教訓→行動提案の4段落(各2〜4文)
・制限時間:15分下書き/10分推敲/5分装飾の30分完結(翌朝に微修正)
・公開条件:60点で公開、翌日に75点へ更新可(本文末に追記ラベル)
大ジャンプを捨て、小歩の連続を仕組みに落とした。
2. 比べないことが教えてくれたもの(他人のPVより自分のKPI)
バズやフォロワー数を追うのをやめ、止めないためのKPIに切り替えた。
・入力:ネタ在庫14本/週、予約投稿3本のバッファ、執筆ブロック(朝10分・夜20分)
・中間:カテゴリ別CTR、内部リンク遷移率、本文中CTAクリック率
・出力:メルマガ登録CVR、相談フォーム送信、継続日数(ストリーク)
比べる相手は他人ではなく“昨日の自分”。この視点で迷いが減り、更新が軽くなった。
3. それでも前に進む理由(最小の仕組みで積み上げる)
再挑戦の要は「前日の自分を助ける今日の仕込み」。具体的には:
①型テンプレ固定:タイトル/一文要約/4段落/まとめ/次回予告/CTAを固定
②ネタ箱運用:スマホメモで事実一行→夜に4段落へ展開(1件15分)
③時間の自動化:毎日同じ時刻に予約投稿(WordPress予約+カレンダー通知)
④リンクの先回り:必ず前後編リンクとカテゴリ導線、メルマガCTAを設置
⑤週次レビュー:伸びた記事の共通点を〈導入/小見出し/CTA位置/具体事例〉で言語化し翌週に反映
“小さな前進”を仕組み化すれば、結果は後から大きくなる。
まとめ
- 完璧より継続。出す→直すの回転数が価値を生む
- KPIは“止めないため”に置く(ネタ在庫/予約バッファ/ストリーク)
- 型・ネタ箱・時間・リンク・レビューの5点で仕組み化する
次回予告
vol.8-1『前日の自分が助けてくれる——迷わず書ける“仕込み術”』
明日は、ポジティブに前へ進むための具体策。5分でネタを量産するメモ法、翌朝が楽になる下ごしらえ、自然にCVへつながる内部リンク設計を、すぐ真似できる形でまとめます。
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