当日に頑張らない。前日に“迷わない材料”を置いておく。
元社長の癖は、朝イチで勝負を決めにいくことだった。
だからネタが定まらない日は、会議のように長引く。毎日ブログで勝つ方法は逆で、「勝負を前日に終わらせる」こと。つまり、翌朝の自分が迷わないだけの“仕込み”を整えることだ。
失敗から学んだのは、根性よりも前日の段取り。これが連続更新のコアだった。

こんな人に読んでほしい
- 当日になってテーマ選びに時間を溶かしてしまう人
- 書き始めるまでの腰が重く、更新が飛びがちな人
- ブログを営業資産にしたいが、継続の仕組みがない経営者
この記事で伝えたいこと
- 「前日に勝負を決める」という視点の大切さ
- 当日を軽くする“仕込み術”の具体手順
- 小さな仕込みをKPI化して、再挑戦を続ける方法
1. 仕込みとの出会いで変わったこと(当日の摩擦をゼロにする)
失敗の本質は“当日設計”。テーマ選び・構成・導線・画像……すべてを朝にやろうとして詰んだ。そこで方針転換。
前夜15分の仕込み=翌朝30分で公開のセットを作った。手順はシンプル:
- [前夜5分] テーマ一行(事実)を書き出す:今日は◯◯で△△に失敗/学びは□□
- [前夜7分] 4段落ドラフト(各2〜3文):事実→気づき→教訓→行動提案
- [前夜3分] CTAとリンクをプレ置き:前後編リンク/カテゴリ導線/メルマガへの一文
朝は“追記と推敲”だけ。これで公開のハードルが一気に下がり、止まらなくなった。
2. 比べないことが教えてくれたもの(他人のPVではなく、自分の仕込みKPI)
成果を他者のPVで測るほど、準備は雑になる。そこでKPIを“仕込み中心”に再設計した。
- 入力(前日): ネタ箱ストック14本/下書き3本先行/テンプレ準備率100%
- 中間(当日): 推敲時間15分以内/内部リンク2本以上/本文中CTAクリック率
- 出力(週次): 連続投稿日数・メルマガCVR・関連記事遷移率
指標を「前日の自分がやったか」に置くと、当日の迷いが消える。結果として数字も後からついてくる。
3. それでも前に進む理由(前日の自分を“味方化”する仕組み)
仕込みは気合では継続しない。仕組みで守る。
- 時間を固定: 21:30〜21:45は「仕込み専用ブロック」。通知ON、他作業は禁止。
- 型を固定: タイトル/一文要約/4段落/まとめ/次回予告/CTAをブロックテンプレ化。
- 道具を最適化: スマホ音声メモ→自動文字起こし→下書きへ貼付の一本化。
- 先回りリンク: 前後編・カテゴリ・メルマガへの3本導線は前夜に埋めておく。
- 週次レビュー: 「仕込みKPI達成率→公開速度→CVR」の相関を見て翌週の配分を決める。
前日の自分が置いた“レール”が、翌朝の自分を前に運ぶ——これが再挑戦を習慣化する最短ルートだ。
まとめ
- 当日に頑張らず、前日に勝負を決める(15分仕込み→30分公開)
- KPIは「仕込み達成率」と「当日の摩擦ゼロ」を中心に置く
- 時間・型・道具・リンク・レビューで仕込みを仕組み化する
次回予告
vol.9-1『“15分下書き”で量産する——ネタ切れしない時短フレーム』
明日はさらに前向きに。5つの時短フレームで、どんな日でも15分で下書きが完成する方法を具体例つきで紹介します。
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