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やる気が出てから動くな。動いてから、やる気は後からついてくる。
「わかってるのに動けない日」は、気合じゃなく“起動手順”で突破する。
やることは見えてる。優先順位も決めた。やるべき理由も分かってる。
なのに体が動かない。気持ちが重い。スマホだけ触って時間が溶ける。
元社長の現場でも、再スタート中の今でも、この「切り替え下手」は何度も襲ってくる。
でも最近ようやく腹落ちした。これは“根性不足”じゃない。起動の仕組み不足だ。
今日は、最初の30秒で流れを変える「起動スイッチ」を、現場×感情×学びの三軸でまとめる。

こんな人に読んでほしい
- やるべきことは分かっているのに、手が止まる人
- 気分が重い日ほど「自己嫌悪」でさらに動けなくなる人
- 再スタートを“気合”ではなく“起動手順”で安定させたい人
この記事で伝えたいこと
- 「切り替え下手」は性格ではなく“起動設計”で攻略できるという視点
- 最初の30秒で流れを変える、小さな起動スイッチ3つ
- 動けない日でも自分を壊さず、足元の一歩に戻る方法
1. 動けない日の正体は「タスクの重さ」じゃなく「開始の怖さ」
動けない日の頭の中って、だいたい同じだ。
「どうせ今日も進まない」「やっても意味ない」「完璧にできない」。
これ、作業が重いんじゃない。
“始める瞬間”が怖いんだと思う。
元社長時代、決裁が絡む提案や、ミスれない交渉ほど、開始が遅れた。
再スタート期も同じ。発信、営業、改善——成果に直結するほど腰が重い。
だから攻略ポイントは「気分を上げる」じゃない。
開始の怖さを小さくすること。
ここから先は、そのための“起動手順”。
2. 最初の30秒で流れを変える「起動スイッチ」3つ
ここで紹介するのは、気合がゼロでも使えるやつだけ。
目的は「やる気を出す」じゃなく、手を動かす状態に入ること。
スイッチ① 30秒だけ“形”を作る(姿勢・環境の起動)
気分は後回しでいい。まず形。
・椅子に深く座る(背中を起こす)
・机の上を10秒で1点だけ片づける
・PCを開く/メモを開く/タイマーを置く
たったこれだけで、脳は「今から仕事だ」と誤認し始める。
切り替え下手ほど、気分より“形”が効く。
スイッチ② 「最初の一手」を固定する(迷いゼロの開始動作)
動けない日は、最初の一手で迷う。だから固定する。
例:
・営業なら「架電リストを開いて1件目に印をつける」
・ブログなら「見出しだけ1行書く」
・作業なら「ファイル名を作る/フォルダを開く」
ポイントは、成果が出る一手じゃなく、開始できる一手にすること。
ここが固定されると、“切り替え”が技術になる。
スイッチ③ 2分タイマーで“逃げ道付き”にする(完走じゃなく起動)
「今日はもう無理」って日は、長時間を約束すると折れる。
だから2分だけ。逃げ道を用意する。
・2分やって、まだ重ければやめていい
・2分やって、少し軽くなったら延長
不思議だけど、2分やると“脳の抵抗”が落ちる。
起動できれば、勝ち。今日はそれで十分。
3. それでも前に進む理由——「切り替え下手」は、才能じゃなく設計で勝てる
元社長として言うけど、現場はいつも理想通りじゃない。
気持ちが乗る日ばかりなら、誰も苦労しない。
だから“強い人”は、気分が悪い前提で準備している。
仕組み、手順、スイッチ。
切り替えを「気分」から「工程」に落としている。
再スタート期の僕も同じ。
気合で動けた日より、スイッチで動けた日の方が、翌日に残る自信が違う。
もし今日が重い日なら、全部やらなくていい。
まず30秒、形を作る。
それだけで、流れは変わる。
まとめ
- 動けない日は、根性不足ではなく「開始の怖さ」が原因になりやすい
- 最初の30秒は「形」「最初の一手の固定」「2分タイマー」が効く
- 切り替え下手は性格じゃない。起動手順を持てば、再現性が出る
次回予告
vol.148『“やる気の天気予報”——波がある前提で組むタスク設計』
次回は、やる気に波がある前提で「重い日でも回るタスク設計」を書きます。元社長時代の失敗(気分で予定を詰める地獄)と、今の再スタートで学んだ“天気予報型”の仕事の組み方——波を味方につける段取りをまとめます。
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