vol.156『“決めた後の不安”の鎮め方——やり直せる前提で進むメンタル設計』

シリーズ①:Re:START NOTE|”止まりながら進む日々”

⏱ 読了目安:約3分

決断の敵は「間違い」じゃない。“決めた後に止まること”だ。

決めた瞬間から、頭の中で裁判が始まる。

「これでよかったのか…」
「もっといい選択があったんじゃ…」

元社長時代の俺は、決めた後にこの不安が来て、手が止まって、二重に消耗してた。
決断で疲れて、さらに不安で疲れる。最悪のループ。

でも再スタートの今は、ひとつだけ前提を変えた。
“決断は確定じゃない。仮置きだ。やり直せる前提で進む。”
これだけで、不安は「敵」じゃなく「点検係」になった。

決断後の不安を“点検”に変えて前に進むイメージ

こんな人に読んでほしい

  • 決めた後に「これでよかったのか…」が止まらない人
  • 不安で行動が遅れ、結局また自分を責めてしまう人
  • 決断の精度を上げたいより、まず前に進めるようになりたい人

この記事で伝えたいこと

  • 不安は“ダメな証拠”ではなく「確認不足を埋めたいサイン」
  • 決断を“仮置き”にすると、脳が前に進める
  • やり直せる設計を先に作ると、決めた自分を責めなくなる

1. 決めた後に不安が来るのは、むしろ普通だった

決断って、少なからず「何かを捨てる」行為。
だから脳は、捨てた方の可能性も自動で想像する。

俺は昔、それを「自分が弱い証拠」だと思ってた。
でも違った。
不安は、敵じゃなくて点検だった。

問題は、不安が出ることじゃない。
不安に“決断のハンドル”を奪われて止まること。

2. “決めた後の不安”を鎮める3ステップ——やり直せる前提で進む

ステップ①:決断を「仮置き」に言い換える

まず言葉を変える。これ、効く。
「決めた」じゃなくて「仮で置いた」

  • これは暫定。必要なら変えていい
  • いまの自分の情報で、いったん最善を置いた
  • 正解探しじゃなく、検証に進む

決断を“確定”にすると、間違えた瞬間に自分が終わる。
仮置きなら、間違えても修正で済む。

ステップ②:「不安の中身」を15秒で分類する

不安って、モヤモヤのままだと強い。
だから15秒で分類する。

  • A:情報不足(もう1つ確認したい)
  • B:失敗恐怖(恥・損・評価が怖い)
  • C:体力不足(疲れてるだけで重く見えてる)

Aなら確認すればいい。Bなら撤退ルールを足せばいい。Cなら休め。
ここまで分かると、不安は“作業”になる。

ステップ③:「やり直せる条件」を先に書く(保険を見える化)

不安が鎮まるのは、気合じゃない。
“逃げ道”が見えたとき。

  • いつ見直す?(例:3日後、1週間後)
  • 何が起きたら撤退?(例:反応ゼロなら中止)
  • 最小で試す形は?(例:いきなり全振りしない)

俺がよく使うのはこれ。
「見直し日」を決めたら、今日の自分は進んでいい。
不安は、未来の自分に引き継いでOK。

3. それでも前に進む理由——“決断後の不安”は、前進の副作用だった

行動してるから、不安が出る。
何もしてないときより、進もうとしてるときの方が不安は大きい。

昔の俺は、不安が出るたび「自分は向いてない」と決めつけてた。
でも今は違う。
不安は、“危険察知”じゃなくて“点検の通知”に変えた。

決めた自分を責めない。
ただ、修正できる設計を添えて進む。
それだけで、決断は怖くなくなる。

まとめ

  • 決めた後の不安は普通。問題は“不安で止まる”こと
  • 鎮め方は3つ:①仮置きと言い換える ②不安を分類する ③やり直せる条件を書く
  • 正解探しより「検証→修正」の前提で進むと、心が軽くなる

次回予告

vol.157『“決めたことを守れない”日の対処法——自分を責めずに再起動する3手順』

次回は、決めたはずのルールや予定を守れなかった日に、どう立て直すかを書きます。元社長時代の俺は「守れない=ダメ」って自分を殴ってた。でも再スタート中に気づいた。守れない日は“設計ミス”か“回復不足”なだけ。自責で終わらせず、静かに再起動する3手順をまとめます。

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