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情報を集めすぎると、前に進めなくなる。進めないから、さらに集める。
情報は武器じゃない。“溺れる水”にもなる。
元社長時代の俺は、情報収集で“やってる感”を作って逃げてた。
今は、集める前に基準を決めて必要分だけ取る。現場で溺れないフィルターを持った。

こんな人に読んでほしい
- 調べれば調べるほど不安が増えて、結局動けない人
- 判断する前に“比較材料”を集めすぎて疲れる人
- 情報収集が「準備」じゃなく「逃げ」になってる気がする人
この記事で伝えたいこと
- 情報過多の正体は「不足」ではなく「基準不在」という視点
- 集める前に決める“3つの基準(フィルター)”
- 再出発の現場で、判断と行動を軽くするやり方
1. 情報収集は、努力に見える“逃げ道”になる
社長やってた頃、意思決定の場面って毎日あった。
採用、営業、価格、提携、資金…全部が「決めないと前に進まない」やつ。
なのに俺は、決める直前になると検索し始める。
「他社はどうしてる?」
「成功事例は?」
「失敗パターンは?」
そして気づけば、タブが30枚。メモが散乱。頭が重い。
その時の本音はこれ。
「決めて失敗するのが怖い」
だから“正解っぽい何か”を探し続ける。けど、正解は増えない。不安だけ増える。
ここで現場の結論。
情報が足りないんじゃない。基準が無いから終わらない。
だから俺は、集める前に「判断のフィルター」を3つ決めた。
2. 集める前に決める「3つの基準」
これ、難しくない。
先に“ルール”を決めるだけ。情報に飲まれないための柵(さく)を作る。
基準①:目的フィルター(何を決めるための情報?)
- 例)「今週の営業はAに集中するか?」を決めたい
- この目的に関係ない情報は、全部ノイズ
- 目的を書けないなら、収集は“逃げ”の可能性が高い
基準②:期限フィルター(いつまで集める?)
- 例)「今日の19:00まで」「30分だけ」
- 期限が無い情報収集は、ほぼ無限に続く
- 期限が来たら“決める”。追加調査は「次の見直し日」に回す
基準③:十分条件フィルター(何が揃ったら決める?)
- 例)「比較は3つまで」「反対意見を1つ見たら終了」
- 集める上限を決めると、脳が落ち着く
- “完璧”じゃなく“現場で動ける”をゴールにする
俺はこの3つを、ノート1枚に書いて机に置いてる。
検索しそうになったら、まずそこを見る。
「目的・期限・十分条件」
これが空欄なら、検索はしない。
3. 情報を減らすほど、現場は前に進む
面白い話だけど、情報を絞ると“雑”になるんじゃなく、決断が鋭くなる。
なぜなら、意思決定の軸がハッキリするから。
元社長時代の俺は、「情報を集めれば安心できる」と思ってた。
でも実際は逆だった。集めるほど、迷いは増えた。
今はこう考えてる。
情報は、集めるものじゃない。選ぶものだ。
そして選ぶためには、先に基準がいる。
再出発の現場は、完璧な判断より、動きながら整える判断が勝つ。
だから今日、情報に潜る前に3つだけ決めてほしい。
まとめ
- 情報過多の正体は「情報不足」ではなく「基準不在」
- 集める前に決める3つの基準:目的・期限・十分条件
- 情報を減らすほど、決断が軽くなり、現場が進む
次回予告
vol.178『“やること”を増やすな——捨てて進む「削る優先順位」』
次回は、忙しさで溺れる人がやりがちな「足し算」を止める話を書きます。元社長時代の俺は、タスクを増やして気合いで回して崩れた。今は“削る順番”を決めている。前に進むための優先順位は、増やすんじゃなく削って作る。現場で効く「削る優先順位」、まとめます。
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