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前に進めない原因は、能力不足じゃない。「抱えすぎ」だ。
忙しいのに、進んでいない。
元社長時代の俺は、タスクを足せば前に進めると思ってた。
でも実際は、増やすほど視界が狭くなり、判断も行動も鈍っていった。

こんな人に読んでほしい
- やることは多いのに、手応えが残らない人
- 忙しさで一日が終わり、前進感がない人
- 優先順位を付けているはずなのに疲弊している人
この記事で伝えたいこと
- 「優先順位=選ぶ」ではなく「捨てる」という視点
- 現場で使える“削る順番”の考え方
- 再出発フェーズで折れずに進むための整理法
1. 足し算で回そうとした瞬間、現場は崩れる
社長時代、俺はとにかく足していた。
売上が足りないなら営業を増やす。
不安なら会議を増やす。
遅れているならタスクを詰め込む。
その結果どうなったか。
全部やってるのに、どれも進んでいない。
判断は遅れ、確認が増え、疲労だけが残った。
後から分かったのはこれ。
優先順位を付けているつもりで、何も捨てていなかった。
残したまま重ねるから、現場が詰まる。
2. 優先順位は「削る順番」で決まる
今の俺がやっているのはシンプル。
「何をやるか」より先に「何を捨てるか」を決める。
削る優先順位①:今やらなくても死なないこと
- 「いつか必要」だけど、今日じゃないもの
- 未来の不安対策タスク
- 準備しすぎの下調べ
削る優先順位②:成果が測れない努力
- やった感だけ残る作業
- 誰のためか分からない対応
- 惰性で続けている習慣タスク
削る優先順位③:今の軸とズレていること
- 過去の成功体験に引きずられた仕事
- 今のフェーズに合っていない役割
- 「前は大事だった」だけの仕事
これを削ったあとに残るものが、
本当の意味での「今やること」になる。
3. 削ると、怖くなる。でも前に進める
正直に言う。
削ると最初は怖い。
「これ捨てて大丈夫か?」って不安になる。
でも、全部抱えたまま動けないより、
1つに集中して進めるほうが、結果は出る。
再出発の現場では、
・完璧な計画
・全部入りのToDo
よりも、
「今はこれだけやる」
と決め切れる力のほうが重要だった。
優先順位は、足して作るものじゃない。
捨てて、空いた場所に集中を置くものだ。
まとめ
- 忙しさの正体は「やることの多さ」ではなく「捨てられなさ」
- 優先順位は「何をやるか」より「何を削るか」で決まる
- 削る勇気が、前に進む余白をつくる
次回予告
vol.179『“頑張りすぎ”の正体——アクセルとブレーキの噛み合わなさ』
次回は、「頑張っているのに空回る」状態の正体を書きます。元社長時代の俺は、アクセル全開なのにブレーキも踏んでいた。だから進まなかった。無意識にやっている“自滅構造”の見つけ方と外し方、まとめます。
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