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進まないのは、怠けてるからじゃない。踏み方が“逆”なだけだ。
頑張ってるのに、空回る。
それ、あなたの根性が足りないんじゃない。
アクセルを踏みながら、同時にブレーキも踏んでる状態かもしれない。

こんな人に読んでほしい
- 頑張っているのに成果が出ず、自己嫌悪になりやすい人
- 動きたいのに不安で手が止まり、焦りだけ増える人
- 「やる」と決めたのに途中でブレて疲れ切る人
この記事で伝えたいこと
- “頑張りすぎ”の正体は努力量ではなく「矛盾した同時操作」
- アクセルとブレーキを見分ける“自滅構造チェック”
- 現場で外せる、ブレーキ解除の小さな型
1. 社長時代の俺は「全開で踏みながら止まってた」
元社長時代、俺はいつも焦ってた。
売上、資金繰り、仲間の生活、取引先の顔。
「止まったら終わる」って感覚で、アクセルを踏み続けた。
でも、進んでなかった。
なぜか。
アクセルの裏で、ブレーキを踏んでたから。
例えばこんなやつ。
- 前に進めたい → でも失敗したくない(完璧になるまで出せない)
- 決めたい → でも責任を負いたくない(情報収集で先延ばし)
- 動きたい → でも嫌われたくない(言うべきことを言わない)
これが続くと、外から見ると「頑張ってる」けど、本人の中では「進んでない」。
そして最後は、燃える。
2. “自滅構造”は、だいたいこの3セットで起きる
空回りの原因は、根性じゃない。
だいたい「矛盾したセット」が同時に走ってる。
セット①:スピード欲しい × 完璧主義
- 早く進めたいのに、100点しか許さない
- 結果:着手できない/出せない/遅れる
セット②:成果出したい × 拒否が怖い
- 売りたいのに、断られるのが怖い
- 結果:提案が弱くなる/確認ばかりになる
セット③:決めたい × 失敗の責任を負いたくない
- 決断したいのに、外れたときの痛みが怖い
- 結果:情報収集で“やってる感”を作って止まる
ここで大事なのは、
「どれが悪い」じゃなく「同時にやってる」ことが詰まりの原因ってこと。
3. ブレーキを外すコツは「勇気」じゃなく“操作の分離”
ブレーキを外すっていうと、気合いで乗り越える話になりがちだけど。
現場で効くのはもっと地味。
ブレーキ解除の型:アクセルとブレーキを“別の時間”にする
- 午前:アクセル(前に進める作業だけ)
- 午後:ブレーキ(見直し・確認・改善)
同じ30分の中で「進める」と「守る」をやるから、詰まる。
分けるだけで、驚くほど回り出す。
もう1つ:ブレーキを“言語化”して正体を出す
- 今、何が怖い?(例:否定される/失敗が残る/期待を裏切る)
- 最悪何が起きる?(例:修正できる/謝れる/やり直せる)
- 今日の最小の前進は?(例:1通送る/1件だけ電話する)
俺はこれをやるようになってから、
「頑張る」より先に「噛み合いを直す」ようになった。
すると、燃えなくなる。空回りもしない。
まとめ
- “頑張りすぎ”の正体は、努力量ではなく「アクセルとブレーキの同時踏み」
- 空回りは「完璧×スピード」「成果×拒否怖い」「決断×責任怖い」で起きやすい
- 解決は気合いじゃない。操作を分けて、ブレーキの正体を言語化する
次回予告
vol.180『“責任の重さ”に潰されない——背負い方を変える仕事の分解』
次回は、責任が重いほど動けなくなる感覚の外し方を書きます。元社長時代の俺は「全部自分が背負う」で潰れた。今は、背負う“単位”を小さくして回す。現場で使える分解の型、まとめます。
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