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口頭は消える。写真は残る。
「言った・聞いてない」をゼロにする最短の道は、5秒で撮って送ること。
元社長の頃、電話と口頭メモで現場が毎日すり減っていた。
仕様書の微差、設置方向の勘違い、部材の型番…どれも“言葉の誤差”から始まる小さな火種だった。写真1枚の“5秒共有”に切り替えた日から、現場の言い争いが消えた。

こんな人に読んでほしい
- 口頭指示の食い違いで手戻りが頻発しているチームのリーダー
- チャットが長文化し、確認だけで時間が溶けていく現場責任者
- 「やった・やってない」の証跡管理に疲れている小規模事業の社長
この記事で伝えたいこと
- “5秒共有”=写真1枚+一行で、認識ズレの8割が消えるという視点
- 口頭・文章より「視覚の即時性」を優先する運用設計
- 明日から回る、超軽量のチームルールとテンプレ
1. 5秒共有との出会いで変わったこと
施工現場の夕方、完成向きが180度違うまま進んでいたことがあった。
原因は「右基準」の解釈ズレ。チャットの説明は正しかったが、読み手の頭の中の“右”が違った。
そこで運用を変えた。作業前に「現場写真1枚+一行」を5秒で送る——これだけ。
ルールは3つ:
・撮る:全景 or 注意箇所を1枚(余白多め)
・書く:一行「本日、右基準=窓側。矢印参照」
・既読:担当者が👍だけ返す(OKの合図は絵文字で十分)
翌週、手戻りは目に見えて減り、稟議・報告より“作業”に時間が戻った。
何より、現場の空気が穏やかになった。証跡は画像フォルダに静かに積み上がるだけだ。
2. 「比べない共有」——文章より写真を優先する
共有で迷子になるのは、各自の言語化の癖が違うからだ。
他社の長文テンプレを持ち込むほど、うちの現場は止まる。だから決めた。
・説明は「写真 > 一行 > 絵文字」の順で優先。
・曖昧ワード(少し・だいたい・きれいに)は禁止、矢印や囲み線で示す。
・確認は「Yes/No」ではなく「この写真の通りで進めます」の反射。
比べない。流儀を足さない。視覚で合意してから動く。
それだけで、口論の9割は発生しない。
3. 明日から使える“5秒共有テンプレ”
①スレッド名:【本日作業】案件名_日付
②定型文:写真1枚+一行:基準=〇〇、注意=△△(→矢印参照)
③ルール:
・送信は作業前/変更時/完了時の3タイミング(計3枚)
・既読は👍、不明は❓+撮り直し依頼
・保存は「案件フォルダ/日付/00_前・01_変更・02_完了」
④NG集:
× 文章だけ(図がない)/× ズームしすぎて場所不明/× 加工しすぎて実態不明
運用のポイントは、「全員が5秒でできる形」にまで削ること。
速さは正義。きれいさより、今この瞬間に伝わることを優先する。
まとめ
- 口頭は消える、写真は残る——視覚合意でミスは激減する
- 「写真1枚+一行+👍」の5秒共有で、合意→実行が最短化
- テンプレは軽く、保存は自動整理——現場は“喋る”より“進める”
次回予告
vol.94『“10分朝会”は作らない——画像3枚で日報が回り出す』
次回は、会議をやめて画像を回すだけの日報運用。10分の朝会を消しても、チームが揃う方法を書きます。
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