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決められないのは、意志が弱いからじゃない。
迷いは“性格”じゃなく“状態”。原因が分かれば、抜け方も決まる。
「何から手をつければいいか分からない」
「AもBも正しそうで止まる」
「決めた瞬間、損しそうで怖い」元社長時代、俺はこの“決められない状態”を根性で突破しようとして、だいたいミスった。
再スタート期に気づいたのは、迷いには“正体”があるってこと。
今日はそれを3つに分解して、最短で抜ける手順に落とす。

こんな人に読んでほしい
- 決めたいのに決められず、時間だけ溶ける人
- 情報を集めるほど不安が増えて、動けなくなる人
- ミスや後悔が怖くて、選択肢の前で固まる人
この記事で伝えたいこと
- 迷いの原因は「情報過多」「基準不在」「失う恐怖」の3つに整理できる
- 原因別に“抜け方”が違う(同じ気合では解決しない)
- 内側の焦りを抱えたままでも、足元の一歩に着地する手順
1. 「決められない日」には、だいたい3つの原因が混ざってる
迷いって、気分の問題に見えるけど、実際は脳の負荷状態に近い。
元社長時代の俺は、判断の数が多いほど「俺が強くならなきゃ」って思ってた。
でも現実は、強さじゃない。
原因の切り分けが先。
原因①:情報過多(集めすぎて止まる)
調べるほど選択肢が増える。比較が始まる。
結果、「正解が見つかるまで決めない」沼に入る。
原因②:基準不在(何を優先するか決まってない)
AもBも“良さそう”に見えるときは、
実は判断基準が言語化されてないだけ。
原因③:失う恐怖(決めた瞬間に責任が発生する)
決める=捨てる。決める=責任を取る。
元社長の時、俺はここが一番重かった。
「間違えたら終わる」みたいな感覚ね。
で、大事なのはここ。
原因ごとに“最短の抜け方”が違う。
2. 原因別:最短で抜ける「3つの処方箋」
処方箋①(情報過多):「情報の締切」を先に決める
情報が多いときは、結論を出す前に“検索”が延長戦になる。
だから逆。情報収集の終了条件を置く。
- 検索は「10分だけ」
- 比較は「3案まで」
- 判断材料は「紙に3行」以上増やさない
これだけで、迷いの半分は止まる。
(集めすぎが止まるから)
処方箋②(基準不在):「優先順位を1個だけ決める」
迷うときって、“全部叶えよう”としてることが多い。
ここでやるのは、難しい戦略じゃない。
今日の判断基準を、1行で言う。
- 今週は「売上が最優先」
- 今日は「回復が最優先」
- この案件は「信用が最優先」
基準が1個に絞れた瞬間、A/Bの見え方が変わる。
“正解探し”から“優先に沿う”へ切り替わる。
処方箋③(失う恐怖):「決断を仮置き(テスト)にする」
恐怖が強い日は、決断が“人生の確定ボタン”に見える。
だから、確定しない。
- 決める→「仮でやる(24時間 / 1週間)」にする
- 失敗→「撤退条件」を先に書く
- 責任→「小さな検証」に落とす
元社長の俺がやらかしたのは、
“一回の決断に意味を乗せすぎた”こと。
大きく決めず、小さく試す。これで戻ってこれる。
3. それでも前に進む理由——迷いは「自分を守るサイン」でもある
迷いって、悪者に見えるけど、実は守りでもある。
雑に突っ込んで傷つかないように、ブレーキを踏んでる状態。
ただ、ずっと踏みっぱなしだと、人生が止まる。
だから俺はこう決めてる。
迷いを責めるんじゃなく、正体を割り出して、処方箋を当てる。
そのうえで、次の一手だけ動く。
内側の焦りは消えなくていい。
足元の一歩があれば、流れはまた作れる。
まとめ
- 迷いは「情報過多」「基準不在」「失う恐怖」の3つに分解できる
- 情報過多→情報の締切、基準不在→優先順位を1個、恐怖→仮置きテスト
- 正体が分かれば、抜け方も決まる。最後は“次の一手”だけ
次回予告
vol.154『“決断の疲労”を回復する——判断を減らす朝の3ルール』
次回は、決め疲れを根本から減らす「判断の節約術」をまとめます。元社長時代に判断が多すぎて毎日すり減っていた俺が、今は“朝の3ルール”で脳の余力を残すようになった話。決断の回数を減らすだけで、1日が軽くなります。
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