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決断は“速さ”じゃない。“雑さ”を消すだけでいい。
勢いで決めた瞬間、未来の自分が泣く。
元社長時代、俺は「決めるのが早い=仕事ができる」って思ってた。
でも実際は、早いんじゃなくて雑だった。雑な決断は、後から“回収”が来る。謝罪、手戻り、信用の損失。
そして夜に反省会。「なんであれでGOした?」って自分に刺さる。再スタートの今は違う。
決める前に、たった1分だけ挟む。
迷いを増やさず、精度だけ上げる「最小チェック3つ」。これで後悔が激減した。

こんな人に読んでほしい
- 勢いで決めて、あとから「やらなきゃよかった…」が多い人
- 決断の手戻りが増えて、時間も心も削れている人
- 迷いすぎは嫌だけど、後悔も減らしたい人
この記事で伝えたいこと
- 後悔は“判断力不足”ではなく「確認不足」から生まれやすい
- 決断の前に1分だけ止まると、雑さだけが消える
- 内側の焦りがあっても、足元の一歩は“安全運転”にできる
1. “勢い決断”で痛い目を見たのは、だいたい夕方だった
現場って、時間が押す。数字が迫る。相手の温度もある。
その中で「今決めないと」って焦る瞬間が来る。
俺も昔は、そこでアクセル踏んでた。
「とりあえずGO」「あとで調整」——これが何度も事故った。
で、学んだ。
迷わないために必要なのは、長い検討じゃない。
“決める前の1分”でいい。確認だけでいい。雑さだけ潰す。
2. 後悔しないための「最小チェック3つ」——迷いを増やさず精度だけ上げる
チェック①:これは“今決める”案件か?(後回しOKの判断)
焦りの正体は、「今決めなきゃ損する」って思い込みが多い。
まず確認するのはここ。
- 今日決めないと、本当に困る?
- 24時間寝かせたら、むしろ良くなる?
- “今決めるメリット”より“間違えた損失”が大きくない?
ここで「寝かせてOK」が出たら、決断しないのが正解。
決める勇気より、決めない勇気が必要な日がある。
チェック②:失うのは何?(最悪ケース1行で言えるか)
決断が雑なときって、だいたい“失うもの”を見てない。
だから1行で言う。
- この決断で、最悪なにを失う?(お金・信用・時間・体力)
- その最悪は、耐えられるサイズ?
- 耐えられないなら「安全策」に寄せられる?
ポイントは、長く考えない。1行で書けるかどうかだけ。
書けないなら、情報不足か、感情が暴れてるサイン。
チェック③:次の一手は“戻れる形”か?(撤退ルールを添える)
後悔が減った一番の理由はこれ。
決断そのものより、戻れる設計を付けるようになった。
- やるなら「小さく試す」になってる?(いきなり全振りしてない?)
- やめる条件は決まってる?(例:3日で反応ゼロなら撤退)
- 誰に・いつ・何を報告する?(自分の暴走防止)
決断は、正解を当てにいくゲームじゃない。
“外しても致命傷にならない形”にするだけで、後悔は激減する。
3. それでも前に進む理由——決断は“自分を守る技術”になった
以前の俺は、「決める=前に進む」だと思ってた。
でも実際は、雑に決めるほど、後退してた。
1分止まるだけで、余計な事故が減る。
事故が減ると、心が削れない。心が削れないと、続けられる。
結果的に、前に進む距離が伸びる。
焦りは消えなくていい。
ただ、焦りにハンドルを握らせない。
そのための“決める前の1分”だ。
まとめ
- 後悔は「判断力」より「確認不足」から起きやすい
- 最小チェック3つ:①今決める案件か ②失うものを1行で ③戻れる形(撤退ルール)
- 1分止まるだけで、迷いは増えずに“雑さ”だけ消える
次回予告
vol.156『“決めた後の不安”の鎮め方——やり直せる前提で進むメンタル設計』
次回は、決断したあとに襲ってくる「これでよかったのか…」を鎮める方法を書きます。元社長時代、決めた後の不安で手が止まり、二重に消耗していた俺が、“やり直せる前提”で進むようになって軽くなった話。決めた自分を責めず、進むためのメンタル設計です。
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