⏱ 読了目安:約3分
怒りは「感情」じゃない。「燃料」を抜けば止まる。
イラっとした瞬間、仕事はもう半分壊れかけている。
元社長時代の俺は、怒りを正当化して動いてた。
「相手が悪い」「状況がクソだ」——そう思った瞬間、判断は荒れた。結果、決断を誤り、言葉を間違え、信用を落とした。
怒りはスッと消える。でも失ったものは残る。今は違う。
怒りを抑え込まない代わりに、“燃料”を抜く。
反射で動かないための、現場用クールダウン術がある。

こんな人に読んでほしい
- イラついた勢いで返信・判断をして後悔したことがある人
- 怒りを我慢するほど、あとで爆発してしまう人
- 感情に振り回されず、仕事の精度を守りたい人
この記事で伝えたいこと
- 怒りは抑えるものではなく「燃料を抜く」ものだという視点
- イラつきが出た瞬間にやるべき最小のクールダウン
- 感情にハンドルを取られないための現場設計
1. 怒りで判断をミスっていた頃の話
怒りが一番厄介なのは、「自分は正しい」と思わせるところだ。
社長時代、トラブルや遅延、理不尽な要求が来たとき、
俺は即レス・即決で切り返していた。
その場ではスッとする。
でも後から振り返ると、余計な一言、詰めすぎた条件、壊れた関係が残る。
気づいたのはあとになってからだ。
怒りそのものより、怒ったまま動いたことが致命傷だった。
そこで決めた。
怒りを消そうとしない。
ただし、怒りが仕事に使われる前に燃料を抜く。
2. イラついた瞬間にやる「燃料抜き」3ステップ
怒りは自然発火する。止められない。
でも燃料供給は止められる。
ステップ①:反射行動を遮断する
- 返信しない
- 決めない
- 送信しない
怒り+即行動=ほぼ事故。
まず「動かない」を決める。
ステップ②:怒りを“言語化”して熱を落とす
- 何に怒っている?
- 本当は何が不安?
- 奪われたと感じたものは何?
頭の中で暴れているときが一番危ない。
1行で書くと、怒りは一段階トーンダウンする。
ステップ③:「今は判断しない」を選択肢に入れる
怒っているときは、
「決めなきゃ」が一番の燃料になる。
あえてこう言う。
「この判断は、落ち着いてからでいい」
判断を遅らせるのは、弱さじゃない。
仕事を守る技術だ。
3. 怒りを“使わない人”が強い理由
怒りで動ける人は、一時的に速い。
でも長くはもたない。
一方で、怒りを処理できる人は、
判断の精度と信用を積み上げる。
今の俺は、こう考えている。
怒りは敵じゃない。
ただ、仕事の燃料にしてはいけない感情なだけ。
燃料を抜いて、静かに進む。
それだけで、仕事の壊れ方は劇的に減る。
まとめ
- 怒りは止められないが「燃料」は抜ける
- イラついた瞬間は、反射行動を遮断する
- 判断を遅らせることは、仕事を守る選択
次回予告
vol.173『“感情に飲まれない判断”——迷いと不安を切り離す決断の型』
次回は、感情が荒れているときでも判断を誤らないための「切り離し方」を書きます。元社長時代の俺は、気分で決めて後悔した。今は、感情と判断を分けて考える。ブレない決断の型をまとめます。
おまけ・SNS連携
更新情報はX(旧Twitter)でも発信中!
@Okin_san_
元社長のリアル再出発ストーリーをお届けします

