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文字は増える。スピードは減る。
現場は説明を読まない。合図で動く。
元社長の頃、指示文を丁寧に書くほど、なぜか作業開始が遅れた。
チャットは正しいのに、現場は進まない——原因は「読み取りコスト」。だから指示を“スタンプ3種”に絞った日、現場は一気に軽くなった。

こんな人に読んでほしい
- チャットが長文化して、既読は付くのに動きが遅いチーム
- 「伝えたのに伝わっていない」に日々消耗している現場責任者
- 言葉のニュアンス差で誤解・手戻りが起きがちな小規模事業の社長
この記事で伝えたいこと
- 指示は“合図”で十分——👍/❗/⏸の3種で回る設計
- 言葉を減らすと読み取りコストが下がり、着手が早まる
- 明日からできる導入テンプレと、定着のコツ
1. スタンプ3種で現場が変わった日
かつての僕の指示は「箇条書き+補足+注意」。完璧に説明するほど、誰も動かない。
そこでルールを3つだけにした:
・👍=そのまま実行(合意・GO)
・❗=優先実行(今すぐ・最短で)
・⏸=一時停止(保留・判断待ち)
テキストは一行だけ。「写真+矢印」を必須にし、判断はスタンプで返す。
初週から着手が早まり、“読解待ちの行列”が消えた。
以降の質問も「⏸→写真↑で再提示」に統一され、やり取りの往復が激減した。
2. 比べない指示——文章文化を持ち込まない
失敗するのは、他社の“立派なテンプレ”を混ぜる時だ。
僕らの原則は、写真 > 一行 > スタンプ。これ以外は足さない。
・スタンプは3種固定。意味を増やさない(🚀や✅は使わない)。
・曖昧語禁止(「なるはや」「きれいに」)。矢印・囲み・寸法で示す。
・確認は「文章の返答」ではなくスタンプで3秒以内。
・迷ったら⏸→写真で再提示。議論は後、着手は止める。
これで“個人の文章力”に依存しない現場になる。
3. 明日から使える“スタンプ運用テンプレ”
スレッド名:【指示】案件名_YYYY-MM-DD
投稿フォーマット:写真1枚+一行:基準=〇〇/優先=△△(矢印参照)
スタンプの意味:
👍=GO、❗=最優先でGO、⏸=停止(追加写真を待つ)
運用ルール:
・管理者は9:30までに全指示へ反応(👍or⏸)。
・⏸が30分超なら強制エスカレーション(別スレ/電話)。
・完了は同構図の「ビフォー/アフター」写真で証跡化。
NG例:
× 長文の補足を足す/× スタンプ種類を増やす/× 既読だけで無反応。
速さは、選択肢を減らすことから始まる。
まとめ
- 指示は“読む”から“見る+合図”へ——3種で十分
- 言葉を減らすと着手が早まり、手戻りも減る
- ⏸で止める勇気が、結果的に最速の近道になる
次回予告
vol.96『“例外ログ1行”——現場は毎日アップデートする』
次回は、例外対応を1行で貯めるだけの運用。マニュアルより速く現場が賢くなる方法を書きます。
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