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迷いが増えたのは、能力が落ちたからじゃない。選択肢が増えすぎただけだ。
やることが増えた瞬間、前に進めなくなる。
タスクはある。アイデアもある。情報も集まっている。なのに手が止まる。頭だけが疲れていく。
再スタートの現場って、まさにこれが起きる。SNS、ブログ、営業、資料、学習、改善…全部が「やった方がいい」に見える。
元社長時代、僕は“やることを増やす”のは得意だった。でも後になって痛感したのは、伸びる人ほど「やらないこと」を決めるのが早いという事実。
今回は、迷いを断つための「決めない勇気」——選択肢を減らして再スタートを加速させる整理術をまとめていく。

こんな人に読んでほしい
- やることが多すぎて、結局どれも進まない人
- 選択肢が増えるほど不安になり、決断が遅くなる人
- 再スタートを“気合”ではなく“取捨選択”で前に進めたい人
この記事で伝えたいこと
- 「決める」より先に「決めない」を決める重要性
- 選択肢を減らして迷いを断つ、シンプルな整理ルール
- 再出発の足元を固めるための、取捨選択のコツ
1. 「全部やる」は、一番ラクそうで一番しんどい
再スタート期って、視界に入るもの全部が武器に見える。
「ブログもやりたい」「Xも伸ばしたい」「営業も成果を出したい」「商品も作りたい」。
僕もそうだった。元社長時代のクセで、“やれば勝てる”と思ってしまう。
でも現実は逆で、選択肢が増えるほど、判断コストが跳ね上がる。
しかも厄介なのが、迷いって、失敗よりも自尊心を削ること。
「今日、何も終わってない…」という感覚が積み上がり、
だんだん自分のことを信用できなくなる。
だから必要なのは、努力の追加じゃなくて、迷いの削除。
そのために僕がやったのが、「決めないこと」を先に決める整理だった。
2. 選択肢を減らす「決めない勇気」3つのルール
僕が使っている整理は、難しいフレームワークじゃない。
迷った瞬間に効く、実用寄りのルールだ。
ルール① 「今週やらない」を先に書く(Not-To-Doを確定)
ToDoを書き出す前に、あえてNot-To-Doを決める。
例:
・今週は新しいSNSを増やさない
・今週はロゴやデザインに手を出さない
・今週は学習を広げない(読むのは1テーマだけ)
これを先に決めると、迷いの入口が閉じる。
“選択肢が減る”だけで、体感の疲労が一気に下がる。
ルール② 「勝ち筋が見える作業」だけ残す(結果に近い順)
迷ったら並べ替える。基準は1つ。
「売上(もしくは次の成果)に近い順」。
元社長時代の反省として、僕は「整える作業」をやりすぎた。
・資料の見た目
・ツール選定
・環境づくり
これ、気持ちは前に進むけど、現実は前に進まない。
だから今は、
“結果に近い”行動(提案、接触、改善、発信)を優先して、
“気持ちよく整うだけ”の作業は後回しにする。
ルール③ 「選択を期限付き」にする(迷いを熟成させない)
迷いは放置すると発酵する。デカくなる。
だから、決められないことは「期限」を決める。
例:
・この施策は2週間だけ試す
・今月はこの商品軸で行く(来月見直す)
・この投稿スタイルは10本続けてから評価する
期限があると、迷いは“実験”になる。
実験になると、失敗しても自分を責めにくくなる。
これが再スタート期にはめちゃくちゃ効く。
3. それでも前に進む理由——選択肢を減らすと、自分を信じ直せる
選択肢を減らすと、行動が増える。
行動が増えると、小さな結果が出る。
小さな結果が出ると、また次の一歩が軽くなる。
僕は再スタート期に、何度も「自分のことを信用できない瞬間」を味わった。
でも、その原因は能力不足じゃなくて、迷いの多さだった。
決めない勇気は、逃げじゃない。
自分のエネルギーを分散させないための、攻めの整理だ。
もし今、選択肢が多すぎて止まっているなら、
今日やることを増やす前に、今日やらないことを1つだけ決めてみてほしい。
それだけで、再スタートのスピードは戻ってくる。
まとめ
- 迷いが増えたのは、能力の問題ではなく「選択肢が多すぎる」問題
- Not-To-Doを先に決めると、迷いの入口が閉じる
- 結果に近い順に並べ、期限付きで試すと、迷いは“実験”に変わる
次回予告
vol.146『“結果が出る人の共通点”——才能より「戻ってこれる仕組み」』
次回は、うまくいかない日があっても折れずに続けられる人の共通点について書きます。元社長として見てきた“強い人”の裏側と、再スタート中の自分が実感した「才能より仕組み」論——戻ってこれる仕組みの作り方をまとめていきます。
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